ラオス出張報告
9月28日から10日2日まで、日アセアン経済大臣会合(AEM-METI)等に出席するため、ラオス・ビエンチャンに出張してまいりました。

アセアン(東南アジア諸国連合)(注1)は、経済面においては、アセアンを一つの市場とすることにより、投資先としての魅力や地域全体としての産業競争力を強化することを目指しています。日アセアン経済大臣会合は、我が国とアセアンの経済大臣が集う会合であり、アセアンとその域外国との経済閣僚会議としては最も歴史が古く、今年で12回目になります。
今回は、私とラオスのスリボン商業大臣が共同議長を務め、我が国とアセアンとの経済連携交渉の進め方等について、意見交換を行い共同声明を取りまとめました。また、我が国からアセアンへの支援として、ICタグを活用した貿易円滑化、CLMV(注2)への協力の拡大、中小企業財務管理の強化のための支援について提案し、アセアン側から感謝の念が示されました。
(注1)アセアンの加盟国は、インドネシア、マレーシア、フィリピン、シンガポール、タイ、ブルネイ、ベトナム、ラオス、ミャンマー、カンボジアの10か国。
(注2)CLMVとは、比較的に経済力の劣っているカンボジア、ラオス、ミャンマー、ベトナムを指します。

このほか、中国と韓国の経済大臣も加わった日中韓アセアン経済大臣会合(AEM+3)と、日CLMV経済大臣会合も行い、いずれも私が共同議長を務めました。特に後者は、我が国のCLMV向け支援を強化するために、今回初めて開催されたものであり、私から物流、人材育成等の支援を強化する等の提案を行い、各国からも高い評価を受けるなど、極めて意義深いものでありました。
参加者全員を招いての盛大なガラ・ディナーを催してくださるなど、ラオス政府の真心のこもったおもてなしには、目を見張るものがありました。お陰様で、各国の大臣とより親しくなることができました。会議中は、時に厳しいやりとりもありましたが、議事進行のスリボン大臣の御努力もあり、無事円満に取りまとめることができました。ラオス政府及びスリボン大臣に改めて感謝の意を表します。
今回、私はラオスを初めて訪れましたが、朝散歩をしても、托鉢僧に出会うなど、仏教が国民生活に息づいているとても魅力的な所でした。また、自然の恵みを活かした絹織物も実に見事なものでした。我が国の皆様にも、豊かな自然やおおらかな人柄といったこの国の魅力をますます知っていただきたいと思います。













